原子炉遠隔解体技術 見学会

SICE 安全回復システム部会
[2002.11.22 更新]

開催報告 (満員御礼)

将来、軽水炉等を廃止する場合を考慮し、安全確実に廃止措置を進める技術、従事者の負担を軽減するための被ばく低減技術、作業を効率化・合理化するためのシステム化技術、環境負荷低減のための廃棄物量低減技術や廃棄物の再資源化技術などの確証に取り組んでいる(財)原子力発電技術機構さんの見学会を日本機械学会の遠隔操作技術知能化研究会(主査:小菅一弘(東北大))とSICEの安全回復システム部会(主査:新井健生(大阪大))との共催行事として企画いたしました.

おかげさまで,予定定員いっぱいの20名のご参加をいただきました.最初に勝田工学試験所,原子炉遠隔解体システム技術確証実験,原子炉廃炉設備確証試験それぞれの概要を説明いただき,実際の試験設備を見学させていただきました.試験日程の関係から実際の切断作業の見学は出来ませんでしたが,巨大な炉心モックアップ,遠隔操作の操縦室,巨大な油圧アームの把持動作,切断用の電動アームのキャリブレーション動作,実際に切断した試験片,各種把持ツール,残存放射能測定装置を見学させていただきました.着実に廃炉技術の蓄積をすすめていることが実感できました.

見学会の参加者の皆さん


参加者募集 (終了)

将来、軽水炉等を廃止する場合を考慮し、安全確実に廃止措置を進める技術、従事者の負担を軽減するための被ばく低減技術、作業を効率化・合理化するためのシステム化技術、環境負荷低減のための廃棄物量低減技術や廃棄物の再資源化技術などの確証に取り組んでいる(財)原子力発電技術機構さんの見学会を日本機械学会の遠隔操作技術知能化研究会(主査:小菅一弘(東北大))との共催行事として企画いたしました.皆さまの積極的なご参加をお待ちしております.

見学スペースの制約(約20名)がございますので,共催する研究会と部会のメンバーを優先して一般からは申込順に受け付けて定員に達したところで受付終了とさせていただくことをあらかじめご了承ください.事前登録が必要ですので,参加を希望される方は以下の参加申込票を11/13までに神徳までお願いいたします.

主催:
日本機械学会 遠隔操作技術知能化研究会(主査:小菅一弘(東北大))
計測自動制御学会 安全回復システム部会(主査:新井健生(阪大))

日時:
2002年11月21日(木) 13:30〜16:00

場所:
(財)原子力発電技術機構 勝田工学試験所
茨城県ひたちなか市堀口715−1
 ※勝田駅より 徒歩 約15分(タクシー利用の場合は、東口より約5分)
案内図はこちら

参加費:
無料 (ボランティアで対応していただいている見学先へのお茶菓子などのお心遣いは大歓迎です)
SICEの会員でなくても結構です.(会員になっていただくのは大歓迎です.オンライン入会申込みはこちら
  
スケジュール概要(予定):
(12:00上野発→13:10勝田着 スーパーひたち23号)
13:30 : 勝田工学試験所 着
13:30 : 勝田工学試験所他概要ご説明
・ 勝田工学試験所 概要ご説明
・ 廃炉設備確証試験 原子炉遠隔解体システム技術 概要ご説明
14:00 : 勝田工学試験所ご視察
1) 廃炉設備確証試験原子炉遠隔解体システム技術設備
・原子炉遠隔解体技術(遠隔解体装置、試験体)
2)その他設備
15:00 : 質疑、ご講評
15:30 : 研究会
16:00 : 勝田工学試験所 出発

[帰り]  
16:19勝田発→17:35上野着(スーパーひたち42号)
16:43勝田発→18:04上野着(フレッシュひたち44号)

概要説明はこちら

(お願い)
現地連絡先:
勝田工学試験所 副所長   斎藤 正之
プラント機器部 部長      小栗第一郎

− 参加申込票 −( 11/13 までに神徳宛に返送ください)

[ 原子炉の遠隔解体技術 見学会(11/21) ]

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