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 論文集に関するお知らせと投稿のお願い

計測自動制御学会論文集委員会委員長
宮里義彦

 計測自動制御学会は現在、学会機構全体のIT化による運営に向けてシステム構築を進めています。論文集もそれに連動して次年度以降、投稿・査読・出版も含めて大規模な電子化の方向で変革されていくことになります。これに対応して、現行でも可能な範囲で、論文投稿や論文査読の部分的な電子化を実現していますが(メールや添付ファイルを使った投稿と査読)、査読の内容(判定の項目)もそれにあわせてよりスピードアップ化を目指した修正を行いました。新しい判定項目は
A. 採録可
B. 条件付採録
C. 採録不可 1. 新規性、有用性の双方とも不十分である。2. 客観性が不十分である。
のようになっています。これまでAとBの場合に小項目が付記されていたのを省いて簡素化すると同時に、判定が未定の状態Bを条件付採録として名称を変えました。これは従来の論文査読の照会事項が、問題の所在を明確にしないために最終判定までに時間がかかるケースがあったことや、論文指導的な内容(時には必ずしも採録の条件とはならない)が加わってその後の進行がスムーズに行かなかった場合があった点を反省して、採録のための条件を明確にするという立場で論文判定のプロセスを進めるのを目的としています。従って査読者の方々にお願いしたいことは、査読にあたって論文の採録に肯定的か否定的かのいずれの立場かを明確にして、肯定的な場合にはAまたはBとして、Bの場合は特に採録のための条件を明らかにするという観点で査読プロセスを進めていただきたいということです。もちろん採否には直接に関係しないが意見として述べておきたい事柄をコメントとして記入していただくことは可能です。
その場合は、コメントであること(採録の条件とはならない)を明記して下さるようにお願いします。またCの内容は従来と変わりがありませんが、小項目をそのまま残すことで、これまで以上に返却の理由を詳細に具体的に書いていただくようにお願いします。このような査読の判定項目の変更は小さなものに思われるかもしれませんが、採録のための条件を明らかにするということで、これまで以上の判定のスピードアッ
プ化を目指すとともに、査読者と著者の間の無用なトラブルを少なくすることも想定しています。さらに査読のプロセスを明瞭化することで、採択される論文の数が増えることも期待しています。

 計測自動制御学会論文集は会員の皆様の最新の研究発表の場として、学会の中で重要な位置を占めていますが、採否判定に時間がかかる、採録のための敷居が高いなどといった問題点が指摘され、会員の皆様の期待には必ずしも十分には答えてこなかった側面もあります。しかし現在は学会の各部門に対応した分野で投稿論文を受け付けることでより多様な評価が受けられる状況になっており、今回の査読の判定項目の変更とあわせて、論文を投稿する会員の皆様のご要望にかなう環境に一歩近づいたと考えています。また査読期間についても、委員会で論文を受理して査読者を選出して査読依頼を出した後に、1ヶ月以内に査読結果を提出するように査読者の方々にお願いしています。近年の学術雑誌の増加や、各種研究会・シンポジウム等のスケジュールの過密化のため、1ヶ月を超えても査読が終了しない査読者の方々も少なくありませんが、その場合は委員会内の手続きに従って遅延の程度に応じて査読結果の催促を行っています。査読をお願いして後、1ヶ月以内に査読結果を提出することは査読者の皆様にこれまで以上に負担をお願いすることになるかもしれませんが、早急に判定結果を待ち望んでいる著者の方々の立場もご理解の上、よろしくご協力をお願いする次第です。

 論文集も論文集委員会も現在、これまで以上に会員の皆様のご要望に添う体制へと変革の最中にあります。今後とも皆様の研究の発信の重要な場としてお考えいただきますように、また引き続きご支援・ご協力をいただきますようにお願いいたします。
またご質問・ご要望などありましたらいつでも委員会までお寄せ下さい。

事務局からのお願い

ご投稿につきまして、下記の論文集委員会のホームページをご覧ください。

http://www.sice.or.jp/org/trans/index.html(論文集委員会ホームページ)
http://www.sice.or.jp/org/trans/cover.txt(投稿表・原稿表紙)

ご投稿につきまして、投稿表とともに原稿をメールでも受付いたします。
原稿はWord(メールで送信する場合はpdfファイルに変換してください)
あるいはpdfファイルでお願いいたします。
メールでお送りいただきましたら、原稿を郵送する必要はございません。

投稿表・原稿送信先 E-mail:
原稿送付先:〒113-0033 東京都文京区本郷1-35-28-303
         (社)計測自動制御学会 論文集委員会

皆様のご投稿をお待ちしております。
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