計測と制御 2013年 2月号

VOL. 52, 2013

特集「ターボ機械における内部流れの計測技術」

ターボ機械の高性能化が進む中,実際の流体現象を精度よく把握することが求められている.旧来より数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)と実験流体力学(EFD: Experimental Fluid Dynamics)は両輪として用いられてきたが,中でもCFDは効率よく流体現象を再現・可視化でき,また,近年の計算機能力の飛躍的な向上に伴う計算時間の短縮もあり,広く用いられている.一方,CFDの精度は必ずしも十分とは言えないため,その妥当性を検討するためにもEFDは非常に重要な役割を担っている.本特集では,EFDへの理解を深める一助となるよう,ターボ機械において用いられる内部流れの計測技術を紹介する.

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