計測と制御 2014年 11月号

VOL. 53, 2014

特集「衛星リモートセンシングの現状・問題点と中長期ビジョン」

宇宙政策委員会(平成25年1月25日)の決定事項「平成25年度宇宙開発利用に関する戦略的予算配分方針のフォローアップ(案)」において、「事業の見直しが必要なもの」としてALOS-3、GCOM-C、GPM/DPR、EarthCARE/CPRのプロジェクトが挙げられた。しかし、見直し後の宇宙基本計画でも「リモートセンシングの大きく立ち遅れ」が指摘され、その利用促進が謳われており、また海洋基本計画でも宇宙利用が謳われていながら、現実に実行するための予算が配分されていない現状では、宇宙開発、利用促進、産業化に立ち遅れを来す恐れがある。
このような背景を踏まえ、今後展開すべき衛星リモートセンシングの構想について、内閣府や関連学会などからの提言や事例を交えながら解説・紹介することで、SICEとしても衛星利用を後押ししている姿勢を示す。

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