SICE九州フォーラム2007

(主催:計測自動制御学会九州支部)
(共催:計装研究会)

期日:2007年8月3日(金)
会場:アクロス福岡606号室〔福岡市中央区天神1-1-1, URL: http://www.acros.or.jp/
交通:地下鉄天神駅下車徒歩約2分、西鉄福岡(天神)駅下車徒歩約4分
参加費:無料
申込方法:資料準備の都合上、ご参加の場合は問合せ先のメールアドレスへ参加人数
         をご連絡ください。
問合せ先:佐賀大学理工学部機械システム工学科 佐藤和也
         電話・FAX(0952)28-8626、E-mail:sato(at)me.saga-u.ac.jp
                         ※(at)の部分を@に置き換えてください。


テーマ『フレッシュマンのための制御工学』

プログラム:総合司会 佐藤和也(佐賀大学)


10:00〜10:20 はじめに/佐藤和也(佐賀大学)

10:20〜12:00 「古典制御について」/陶山貢市(東京海洋大)
 PID制御が今なお産業界で広く使われていることを考えても、古典制御の実用性・必要性
は今後も失われないであろう。本講演では、現代制御やロバスト制御とのつながり、あるい
は対比に注意しつつ、またそれらを研究する上で基礎となる古典制御の範囲の重要事項を
確認しながら、古典制御の実用性の本質を探ってみたい。

13:00〜14:40 「現代制御について」/小原敦美(大阪大)
 状態方程式を用いて表現された線形システムに関する諸結果は、現在産業界で用いられ
るアドバンストな制御応用や、制御理論の最前線での研究において不可欠な基礎となる。
また制御工学だけでなく、信号処理、回路理論、時系列解析などの他の工学分野を含むダ
イナミカルシステムを扱うすべての分野と関係が深い。講演では、標準的と考えられる「現
代制御」の内容からいくつかの項目や概念に絞って、それらがどのように重要かのちのちど
のように役だってゆくかということに重点をおいて説明してゆきたい。

15:00〜16:40 「ロバスト制御について」/浅井徹(大阪大)
 高性能な制御系を設計するためには制御対象のモデルが必要となるが、通常、モデルと
制御対象の特性との間にはなんらかの誤差が存在する。ロバスト制御はモデル化誤差に
対して頑健な制御系を設計するための枠組みである。本講演ではロバスト制御の考え方、
基本原理の他、設計上の注意点や本質的な限界などについても説明する。

16:40〜17:30 質疑応答


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