計測自動制御学会 システムインテグレーション部門 福祉工学部会 

パネルディスカッションへのお誘い

 

     ひとりひとりに合わせる技術と普及方法

〜自立支援と生活機能低下予防(介護予防)を目指して〜

 

 団塊の世代が60歳近くになり、厚生労働省が新たな介護予防サービスの検討を始めたこともあり、ますます健康で自立して地域で暮らせるための技術と仕組みが必要とされています。そこで、自立支援と生活機能低下予防の観点から、福祉用具の活用や住宅改修など、ひとりひとりの身体やくらしに、住まいや道具を合わせる技術の現状や課題に関する話題提供をし、その普及方法について公的なシステムやビジネスとして成立させるにはどうしたら良いか様々な観点から意見交換を行い、今後のより良い方向を探りたいと思います。皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいますようお知らせ申し上げます。

 

◆ 日時  2004年12月19日(日)PM1時30分〜4時30分(開場1時)

  場所  つくば国際会議場   http://www.epochal.or.jp/

             305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3 TEL:029-861-0001

◆ 定員  60名(当日先着順)    

 ◆ 内容  テーマ 『ひとりひとりに合わせる技術と普及方法』

  パネルディスカッション

      〔パネラー〕 福祉用具メーカーの立場から  清水壮一氏(日本福祉用具・生活支援用具協会)

                      義肢装具士の立場から     高橋功次氏((有)タカハシ補装具サービス)  

             理学療法士の立場から     吉川和徳氏(ふつうのくらし研究所)

                      福祉行政の立場から      渡邉愼一氏(厚生労働省老健局振興課)

             研究者の立場から       山中敏正氏(筑波大学人間総合科学研究科)

 

             座長:東嶋和子氏(科学ジャーナリスト)

                梶谷 勇氏(産業技術総合研究所)

                                     

      休憩(質問用紙回収:質疑応答では、参加者の皆さんからの質問をお受けします。

         当日お配りする質問用紙に記入していただき、休憩時間に回収します。)

              

      質疑応答を含めてのディスカッション

 

◆ 参加者  誰でも自由に参加できます

◆ 参加費  無料

◆ 主催   計測自動制御学会 システムインテグレーション部門 福祉工学部会

            問合せ先 TEL 029-861-5978 e.ono@aist.go.jp  独立行政法人 産業技術総合研究所 小野栄一

 

          計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2004)(17日〜19日)との合同企画であり,SI2004への参加には別途参加費が必要です。本パネルディスカッションの受付はSI2004の受付とは別なので、お間違えありませんよう、ご注意下さい。

  http://www.sice.or.jp/org/si-div/SI2004HP/index.htm

 

 

 

パネラー・座長 プロフィール

 

 清水壮一(しみず そういち)氏 日本福祉用具・生活支援用具協会 常務理事、事務局長

   平成8年から日本健康福祉用具工業会の初代事務局長を務め、平成15年4月から日本福祉用具・

  生活支援用具協会(JASPA)の常務理事・事務局長を務めており、障害者に対する福祉用具の開発・

  技術動向だけでなく、その延長としての高齢者に対する生活支援用具分野に関し、多くの知見を有

  する。

   注:JASPAは福祉用具・生活支援用具及び関連する事業の高度化を図り、国民の健康・福祉と

     生活の質の向上に貢献するため、全国福祉用具製造事業者協議会と日本健康福祉用具工業会

     とが合併し設立された。   http://www.jaspa.gr.jp/

 

 高橋功次(たかはし こうじ)氏 (有)タカハシ補装具サービス 義肢装具士

   国立身体障害者リハビリセンター学院義肢装具学科卒業後,同センター補装具製作部 に所属し

  17年間,義手義足の製作適合に携わる.よりユーザーニーズに応えるため昨年独立開業.

 

 吉川和徳(よしかわ かずのり)氏 ふつうのくらし研究所 所長 理学療法士・介護支援専門員

  (社)日本理学療法士協会 参与 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpta/menu.htm

   特定非営利活動法人 日本シーティング・コンサルタント協会 理事長

   http://seating-consultants.org/

   板橋区職員として、おとしより保健福祉センター等においてケアマネジメント活動を実践し、介

  護実習センター開設・運営に関わる。その後、福祉用具や住宅を使う人の心身機能・能力にあわせ

  る助言が受けられる身近な仕組みが無いことを痛感し、新たな仕組みをつくろうと役所を飛び出し

  研究所設立。現在、理学療法の技術発展に関しても視野を広く、活躍中。

   

 渡邉愼一(わたなべ しんいち)氏 厚生労働省 老健局振興課 福祉用具・住宅改修指導官

                  作業療法士

   九州リハビリテーション大学校作業療法学科卒、門司鉄道病院、米国ローマリンダ大学作業療法 

  学科留学、横浜市総合リハビリテーションセンターにて、在宅・訪問リハビリテーションに従事。

  横浜市反町福祉機器支援センター長などを経て、平成14年4月より現職。

 

 山中敏正(やまなか としまさ)氏 筑波大学 助教授 人間総合科学研究科、感性認知脳科学専攻

   アート・デザインと科学の節点としての感性情報学を推進中

 

 東嶋和子(とうじま わこ)氏 科学ジャーナリスト

   筑波大学第2学群比較文化学類卒業。在学中に米国カンザス大学留学。

  外務省外交フォーラム外務大臣賞受賞。読売新聞科学部記者を経て1991年よりフリーで科学分野

  を中心に取材執筆。「いのち」をキーワードに科学と社会のかかわりを追っている。

  書著に「緩和医療の現場から がんとともに生きる」、「この病院で最新治療」など多数。

 

 梶谷 勇(かじたに いさむ)氏 独立行政法人 産業技術総合研究所 次世代半導体研究センター

  適応型ハードウエア、筋電義手の研究に従事 http://staff.aist.go.jp/isamu.kajitani/

 

 

 

福祉工学部会 http://www.sice.or.jp/org/si-ae/ 

  主査 小野栄一(産総研)、副主査 渋谷恒司(龍谷大学)、副主査 橋本亮一(NEDO)、

  幹事 本間敬子(産総研)、伊藤隆夫(初台リハビリテーション病院)、井上剛伸(国立リハ)、

  小野雄次郎(ナムコ)、梶谷 勇(産総研)、川路茂保(熊本大学)、佐藤 滋(産総研)、

  東嶋和子(科学ジャーナリスト)、吉川和徳(ふつうのくらし研究所)