30回 システム工学部会研究会

地域産業クラスターのビジネスモデルと大学とのもの作り連携」

〜 中小企業工業集積上の使い手と作り手のコラボレーション:ロボット試作等を事例として 〜

 

主催:計測自動制御学会 システム・情報部門
企画:システム工学部会
共催:長野県 岡谷市


ポターの産業クラスター論に刺激される形で、日本でも産業クラスターへの取り組みや、知的クラスター等
の試みが喧伝されるようになってきました。日本には、京浜地区、岡谷・諏訪地域、東大阪などの高度中小
企業工業集積があり、それぞれ独特の進化と発展を遂げてきた歴史があります。他方で国内の企業城下町的
工業集積は変容を迫られて久しく、国内での生産基盤の確保の重要性が見直されつつあるとはいえ、大勢
としては大量生産が中国へ移管する流れは続くと思われます。このような状況に対して、高度工業集積が、
さまざまな消費者や現場でものの使い手と結びついた、多様な付加価値の形成の担い手としてさらなる
飛躍を遂げるためには、どのように使い手と作り手が結びつくかの産業システムの制度デザイン、ビジネス
モデルデザインが不可避となります。
 計測自動制御学会システム工学部会では,2001,2002年にこの問題に岡谷・諏訪地域の工業集積とコラ
ボレーションする形で取り組んできました。その間に、ロボット試作等幾つかのテーマに関して、大学と工業
集積とのコラボレーションの実績も産まれて参りました。
 本研究会では、これらの実績を踏まえて、新たな展開を工業集積と大学、研究所との対話を通じて模索し
ていきたいと考えております。そのため今回はオーガナイズセッションを中心に企画を行いました。
 初日はビジネスモデルの問題や、工業集積の側からの議論等を中心にセッションを組み立て、二日目は
リアルとバーチャルなロボット試作等の事例を中心に、大学や研究所と工業集積の連携についての発表を
特集しております。二日目の午後には,諏訪の工業集積の工場見学も企画しております。
 今後試作や共同開発等で、工業集積の高度な技術に関心を持つ多くの研究者の方々、或いは日本の
産業クラスターのあり方やオンラインものづくりのビジネスに関心をお持ちの方々の,多数のご参加をお待ち
しております。

参加申し込み

期 日

 2003125() 13:30-17:30 6() 9:00-12:00,午後は企業見学を行います。

プログラム

プログラム(講演内容詳細)

会場

テクノプラザ岡谷
       http://www.city.okaya.nagano.jp/cdrom/tekuno.htm
      
394-0028 長野県岡谷市本町 1 丁目 1 1
       TEL
0266-21-7000 Fax0266-21-7001

交通

(鉄道) JR中央線「岡谷駅」から徒歩1

テーマ

地域産業クラスターのビジネスモデルと大学とのもの作り連携

キーワード

工業集積、産業クラスター、大学連携、分散型ものづくり、オープンリソース

申込方法

学会のホームページのCGI申し込みからお願い致します。
申し込みURL:http://www.sice.or.jp/bukai_web_appli/index.html  

問合わせ先

大学評価・学位授与機構 評価研究部 井田 正明

電話(042)353-1825FAX(042)353-2825

学会事務局

計測自動制御学会 事務局 部門協議会担当係
113-0033 東京都文京区本郷1-35-28-303
電話
(03)3814-4121FAX(03)3814-4699E-mail: bumon@sice.or.jp

参加申込締切

20031128()

参加費

無料(ただし資料代実費 3000 円程度を頂きます)


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