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お知らせ |
第2回チュートリアル講演会(関東地区開催)
−未来に向かう学生,若手研究者・技術者のSICEへのいざない−
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- 主催
- 計測自動制御学会
- 企画
- 会員・広報委員会
- 企画の趣旨
- 21世紀は,真の国際,学際,業際の時代です.国際会議に発展したSICE Annual Conferenceの成功やSICEがリードした横断型基幹科学技術研究団体連合のスタートなどがそれを象徴しています.計測・制御・システム・情報の分野には大きな可能性が開けてきました.いまこそ,学生,若手研究者・技術者のSICEの場での活躍が期待されています.会員・広報委員会では,未来を担うみなさんと研究・開発の現場で実績を重ねた専門家との交流を含めた活性化を積極的に進めています.このチュートリアルシリーズもその1つです.
- 計測分野の話題で好評だった5月の第1回に引き続き,制御技術,システム技術関連の講師の方に,1) 産業界における技術・製品開発の面白さとみなさんへの期待,2) 大学における研究と教育から見た研究者・技術者のあり方,についてお話しいただきます.講師と参加者の相互の交歓・懇親の場も設けました.学生から若手研究者・技術者のみなさんが将来を語り,考える良い機会となります.広くSICE会員以外の方々も含めた多数の方のご参加をお待ちしています.
- 日 時
- 2003年12月15日(月) 15:00〜19:00
チュートリアル講議 15:00〜17:00
懇親会 17:30〜19:00
- 会 場
- 東京工業大学(大岡山キャンパス)百年記念館〔東京都目黒区大岡山2-12-1,東急目黒線・大井町線大岡山駅下車 徒歩1分 東工大正門脇,URL:http://www.rcd.titech.ac.jp/cent.htm〕
- 参 加 費
- 無料
- 申込方法
- SICEホームページ(SICE部門行事申込みCGI)を利用するか,つぎの連絡・問合せ先に,氏名,所属,電話,FAX,E-mailを添えてお申し込みください.
- 参加申込締切
- 2003年12月8日(月)
(定員30名ですが,余裕のある限り受け付けます.)
- 連絡・問合せ先
- 計測自動制御学会事務局 会員・広報委員会担当
電話(03)3814-4121,FAX(03)3814-4699,E-mail:tutorial@sice.or.jp
- チュートリアル講義内容
- 1) 電機工業におけるシステム制御技術
- 講師:瀬古沢照治君(日立製作所)
電機工業はきわめて多様な製品分野をもつが,いずれの製品においてもシステム制御技術は製品競争力を決定する上できわめて重要であり,国際的に優れた評価を得るのに貢献してきている.製造・公共,情報通信,民生機器などのいくつかの分野でのシステム制御技術の活用状況を概観し,新たな人々への期待を述べる.
- 2) 制御システムの技術開発,製品開発,応用開発を通じて
- 講師:重政 隆君(東芝ITコントロールシステム)
講師の幅広い制御理論研究と技術開発の経験からこの分野の面白さを語る.特に企業の技術者には国内外の技術のユーザからのチャンスが待っていること,いろいろな技術開発に応用が利くことを事例にもとづいて説明する.また,大学の研究者への企業からの期待として,トップとボトムの2つの方面からの研究支援の重要性を述べる.
- 3) 日本の科学技術の未来のために−考え方の研究−
- 講師:北森俊行君(法政大学)
世界をリードすべき技術大国の日本が,明治時代の欧米に追いつけ式の教育,学習から抜け出していないようにも見える.なぜもっと独創で頑張れないか? 既存のものでも原点に立ち戻って考え直したらもっと良いものを作り出せる可能性もある.本質がわかればいまだ誰も気が付いていないことを発想することもできるようになる.日本人は頭が悪いのではない.気が付いていないだけなのだ.考え方を研究しようではないか.
- 4) SICEのこれからの方向と展望の紹介
- SICE副会長 舩橋誠壽君(日立製作所)
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