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お知らせ |
2007年度プロセス制御専門家養成塾(SICEプロセス塾2007)塾生募集のご案内
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計測自動制御学会では、現場がわかるプロセス制御関連技術専門家の育成を目指して、プロセス制御専門家養成塾(プロセス塾)を2006年度から開講いたしました。2007年度から本格化する生産現場の熟練技術者の大量引退および後継者の育成・補充の困難さにより、この分野の専門家の深刻な減少が進んでいます。SICEプロセス塾では、実用性のある高度な技術も取り上げますが、技術そのものを教育するだけではなく、現場がわかり、自立でき、そして社外人脈をもったプロセス制御分野の核となり種々のプロジェクトを主導できる骨太な専門家(100名を目標)を育成します。
塾長には元SICE会長の北森俊行東京大学名誉教授をお迎えし、制御の現場と制御理論の整合性をご教授いただくとともに塾を主宰いただきます。そのもとで、プロセス制御に関する産業界と大学のトップレベルの講師陣が、大きく分けて5つの重要科目について通信教育形式での指導を行います。最近必ずしもきちんと教えられていないPID制御を始めとするプロセス制御技術を現場経験とともに教育することも含まれています。年4回のスクーリング(宿泊つき研修もあります)によって実習を含めた講師・塾生間のインタラクティブな討論により、実のある成果が得られるように工夫し、SICEプロセス塾人脈ネットワークの提供も目指しています。
初年度のSICEプロセス塾ではエンジニアリング会社、メーカーを中心に17名の1回生が全課程を終えるとともに、即実践の実を上げており、プロセス制御専門家として一段と飛躍した活躍をされています。
豪華講師陣の価値あるテキストと熱意ある講義、そして初年度の成果と反省を踏まえて充実したカリキュラムとなったSICEプロセス塾2007。プロセス制御関連のお仕事に携われる数多くの有為の方々のご参加をお待ちいたしております。
SICEプロセス塾2007 募集要領(第1回)
(検討中の部分については、決定次第第2回として連絡予定)
[期 間]
2007年6月(開校)−2008年3月(修了)
[通信講座概要](検討中)
講座名 |
概要 |
講師 |
プロセス制御 |
・概論 − 産業の発展と制御技術の展開、プロセス制御の役割と期待効果、プロセス制御系の設計手順
・プロセス制御基礎 − プロセスの動特性、制御系の構築、制御性評価と課題 |
伊藤利昭
重政 隆 |
PID制御の実際 |
PID制御の実践チューニング
PID制御手法の実際
PIDアドバンスト制御概要 |
富田芳生 |
プラントの計装 |
計装と制御の目的
計装の表現
計装ループとその構成
プラントの計装例
最近の計装技術 |
末続 靖 |
プロセスのモデリング |
・データ解析 − 連続/離散時間伝達関数の同定,閉ループ系同定,多変量解析,ソ
フトセンサー,制御性能監視
・化学工学基礎 − 物質収支・熱収支、移動現象、反応モデル、蒸留モデル |
加納 学
橋本芳宏 |
モデル予測制御 |
モデル予測制御概論
プロセスモデルと制御量予測
制御則と目標値決定則
チューニング
モデル予測制御の実践 |
小河守正 |
・テキストは電子的に配本される。 ・通信講座には課題学習を含む。
[今年度のスクーリング概要](検討中)
回 |
テーマ |
場所 |
スケジュール |
第1回 |
・塾長講義:現場と理論の整合性
・プロセス制御(概論と基礎) |
未定
都内およびふさわしい地域の研修施設などを検討中 |
2007年8月下旬 |
第2回 |
・PID制御の実際(プラントの見学会などを検討中) |
2007年10月下旬 |
第3回 |
・プラントの計装
・特別講義または講演:題目未定 |
2007年12月中旬 |
第4回 |
・プロセスのモデリング
・モデル予測制御 |
2008年3月上旬 |
[募集条件]
・プロセス制御の分野での経験(企画、開発、設計、実装、保守など)が10年程度あること。
・通信教育講座(自己学習)およびスクーリングに原則としてすべて出席可能なこと。
[募集人員]
約30名
応募者が多数の場合、SICEプロセス塾委員会にて選考を行うことがある。
[参加費用]
10万円/人(講義のテキスト代、スクーリングの宿泊費を含む)
交通費は含まず。(各自負担)
支払い方法については、開校後別途連絡。
[申込先]
「SICEプロセス塾2007受講希望」と表記の上,
塾生の氏名、ふりがな、連絡先(〒、住所、所属、部署名)、電話、FAX、Emailを明記して
〒113−0033 東京都文京区本郷1−35−28−303
(社)計測自動制御学会 SICEプロセス塾係
電話:03−3814−4121 FAX:03−3814−4699
E-mail:
までメールまたはFAXにてお申し込みください。
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