SICE 社団法人 計測自動制御学会
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計測自動制御学会 2010年度(平成22年度)臨時総会 速報

計測自動制御学会 2010年度(平成22年度)臨時総会 速 報

 2010年8月6日(金)にお茶の水女子大学文教育学部1号館第1会議室において、SICE2010年度臨時総会が開かれました。役員および評議員合わせて177名の議決権者のうち、当日出席48名、書面議決権行使票による出席117名の計165名の議決権者が出席しました。
 臨時総会に先立ち同所で開催された理事会で決定された、公益社団法人への移行認定申請についての内閣府公益認定等委員会における審査過程での助言に従った定款の変更の案、会員規程および会費細則の変更を含む申請書類の補正に関する理事会案の提案があり、審議の上、理事会提案通り承認されました。
 この臨時総会の承認に基づく申請書類の補正を行い、8月10日に公益認定等委員会へ電子提出する予定です。その後公益認定等委員会の正式委員会審議が行われ、9月中には内閣総理大臣によって認定され、本会が10月1日付けで公益社団法人計測自動制御学会として新しくスタートできることを期待しています。

 承認された事項の概要は、次の通りです。

@ 定款の変更の案、会員規程及び会費細則の定めにおける会員種別を統一する。
【現在の案】【変更案】
正会員
学生会員
賛助会員
(会員規程および会費細則とも統一)
正会員
名誉会員
永年会員
学生会員
賛助会員

A 代表理事(会長)の職務をその他の理事(例えば副会長)が代行できるような定めを置かない。
 ここで、代行できない職務とは、法的に新法人を代表して行うべき職務であり、理事会開催前または開催中の代表理事(会長)の事故などにより、新法人内部の運用に関する事項について副会長が代行することはできる。本件については、定款の定めとせず、理事会運営規程などで定めることになる。なお、代表理事(会長)が一定期間以上欠ける場合は、遅滞なく理事会を開催し、新しい代表理事を選任することになる。

以上@、Aの変更は、会員種別の定めに対する外形的統一などであり、これまでの制度設計に大きな影響を与えるものではありません。

また、@、A以外の公益認定等委員会の助言の基づく、会費収入の配分の変更や特定資産の組み替えなどの財務関係の補正についても理事会案通りに承認されました。

 今回の臨時総会の承認によって、本会の公益社団法人への移行は大きな山場を超えたことになりますが、今後とも新法人における組織運営、財務管理に関する規程などの制定替えを含む重要な作業があります。新法人への移行にとどまらず、移行後の本会の具体的な制度や財務運営を含む新しい時代の本会としてのあるべき事業活動に反映させて参りますので、今後とも会員のみなさまのご理解をご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


 なお、臨時総会に引き続き、例年通りの2010年度役員・評議員懇談会が開催され、理事会より、SICEの現況概要と2010年度上半期の事業活動の概要が報告されました。
 評議員の方からは、関連学協会との連携の考え方、報道発表などの広報新戦略などのついてのご質問やご意見をいただきました。2010年度事業計画目標の達成に向けて、評議員の方からいただいた意見や助言を反映して、下半期の事業の遂行に努めて行きます。


 また、同日午前には、本会としてはじめての報道発表会を同所で開催いたしました。本会が初めて海外で単独開催するSICE2010 in TAIWAM を中心としてSICEの現況と来年の創立50周年を契機とする新しい時代のSICEへの展望についても説明しました。報道発表会には、日本経済新聞、日刊工業新聞をはじめとして業界専門紙誌をふくむ13社から14名が参加する盛況でした。
 学会も社会に対して積極的に発信して行く時代を迎えていますので、曽禰会長をはじめとする幹部団のリーディングによる「SICE新広報戦略元年」の画期的報道発表会となりました。
 これに続き、SICE2010 in TAIWAN の初日の8月18日には会場の台北市 Grand Hotel において、CACSおよび日台の計測・制御の分野の工業会TEEMA、JEMIMAとの4者合同 Press Conference を行い、産業界との連携にも重点を置いたSICEのアジアにおける地位の確立などのプレゼンスを示す予定にしています。

(文責 SICE事務局 島貫 洋)

臨時総会風景
copyright © 2010 (社)計測自動制御学会