SICE 社団法人 計測自動制御学会
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 産業論文集のご紹介と投稿のお願い

計測自動制御学会産業論文委員会
委員長 岩村忠昭

 計測自動制御学会産業論文集は2002年1月に設立(注1)され,今年4年目に入ります.採録論文数も2005年1月現在26件を越えましたが,会員の方の声を伺いますと(1)その存在自身を知らない,(2)「論文集」や産業応用部門との違いが判らない,(3)どうやって投稿したらよいか判らない等のご意見があります.また,投稿論文数の増加も必ずしも順調とはいえません.
 このような状態を打破するために,産業論文委員会で議論を行い,まずは会員の皆さまへの露出を多くすべきだということになり,会誌にも専用コーナーを設けていただくことになりました.

産業論文集は
 (1)投稿・査読・掲載・閲覧がすべてWeb(一部Mail)利用の電子ジャーナルであること.
 (2)査読期間を極力短くし,投稿から採否決定までを1.5ヶ月(目標)で行うこと.
 (3)「産業界における有用性」を論文の第一の評価尺度とすること.
を主たる特長としております.
 以下にもう少し詳しいご案内と現在までの「掲載論文名のご紹介」をさせていただきます.次号からは,掲載されました論文の抄録を順次掲載させていただきます.
 まずは http://srv01.sice.or.jp/~ia-j/ をクリックしていただき,掲載論文をご覧ください.そして皆さまからのご投稿をお願いいたします.

(注1) 計測と制御 第41巻第3号 お知らせ6 参照.



産業論文集について

1. 産業論文の目的と特長
(1)論文評価尺度を「産業界における有用性,および新規性」とする.加えて客観性(論理性および明解性)とする.
(2)電子ジャーナル(投稿から閲覧まで)と言う特長を活かし,先進的かつ査読期間を短縮する論文誌とする.
(3)電子ジャーナルの特徴を活かし,論文にカラーの絵や動画,VBやJavaを利用したシミュレーション等を組み込むことが自由にできる.
(4)論文数が適切な量になった段階でCD化を行い,Archive化(国立国会図書館等に寄贈)するとともに計測自動制御学会が販売する.
(5)査読はAssociate Editor(以下AE)制で行う.AEは産業論文委員長が「産業論文AE委員会」から選定する.査読者はAEが必要数選定する.
(6)査読期間は2週間から1ヶ月とし,投稿後1ヶ月半で採否決定通知を著者に掲示することを目標とする.
(7)論文種類は「論文」(査読:AE+査読者2名),「ショート・ペーパー」,「開発・技術ノート」(査読:AE+査読者1名)とする.
(8)「ショート・ペーパー」は計測・制御・システム・情報などの産業に関係ある新しい着想や産業上の所見および研究速報を言う.
(9)「開発・技術ノート」は計測・制御・システム・情報などの産業に関係ある有用な技術や手法に関係する紹介を言う.
(10)産業委員会の運営は「産業論文運営委員会」が行い,Mail会議と2回/年の集合会議で行う.
(11)SICEの6部門体制(計測,制御,システム・情報,システムインテグレーション,産業応用,先端・融合)に準拠する形とし,上記「運営委員会」には各部門からの代表(推薦者)を委員に加える.
(12)「AE委員会」は運営委員会メンバーに各分野ならびに各産業分野の専門家で構成する.
(13)論文の書き方・フォーマットはSICE論文集にならう.
(14)論文の掲載料は1万円/MBとする.ただし委員会からの招待論文は,委員会で了承された場合,無料とする.

2. 産業論文数の増加活動について本論文集を活性化するため以下の活動を進めています.
(1)上記6部門と連携し,アニュアルコンファレンスや各部門のオーガナイズドセッションから産業論文への投稿を勧誘(推薦投稿)する.
(2)各運営委員ならびにAE委員が投稿を勧誘する(タスクフォースとして運営委員会で決定).
(3)運営委員が特集論文企画を行い,実施する.
(4)本委員会の活動状況をSICE会誌で広報(採録論文の抄録等)する.

3. 現在までの採録論文名
第3巻第11号
論文:井上春樹,佐々木 淳,米田多江,船生 豊“セルGA法と2-opt法をを適用した大規模実時間配送計画システムの開発”, 80/90, 2005年1月, 0.7MB
第3巻第10号
論文:沈 N,寺嶋一彦,矢野賢一,鈴木健介“旋回クレーンの起伏・旋回・巻上げ同時動作による直線搬送方式での荷物の最短時間制御”, 70/79,, 2005年1月 0.5MB
第3巻第9号
論文:温井一光,川嶋健嗣,香川利春,小宮勤一“後流差圧検出ピトー管流量計の実用化”, 64/69, 2005年1月, 3MB
第3巻第8号
論文:野添悟史,藤原敏光,栗林秀成,上田直亜,谷口 勤“熱式MEMSフローセンサの開発”, 59/63, 2005年1月, 0.3MB
第3巻第7号
論文:涌井徹也,橋詰 匠,西島剛志“電子式バルブポジショナに搭載する空気圧式調節弁のヒステリシス補償機能”,51/58, 2004年7月, 1.8MB
第3巻第6号
開発・技術ノート:山根健治,河野 進,田中正吾“ダイナミクスモデルを考慮に入れたコンテナクレーンの高精度位置姿勢制御に関する研究”, 41/50, 2004年6月, 0.3MB
第3巻第5号
論文:伊藤彰浩“超小型・高速応答の流量センサの開発”, 35/40, 2004年6月, 0.2MB
第3巻第4号
論文:小田清志,岡本康広,山浦路明“サーモパイル式MEMSフローセンサの特性とそれを用いた流量計”, 28/34, 2004年6月, 0.2MB
第3巻第3号
論文:原 仁,鈴木健太郎,岸 直輝,野呂 誠,渡辺哲也,岩岡秀人“MEMS型ファブリ・ペローフィルタを用いたCO2/H2Oガスセンサ”, 22/27, 2004年6月, 0.9MB
第3巻第2号
論文:遠藤 明, 原 道宏“QPHPセンサを用いた不飽和水分状態における多重傾斜成層砂中の流体速度ベクトルと熱物性の同時計測−農地土壌・都市地盤中における汚染物質の移動制御・モニタリングをめざして−”, 12/21, 2004年3月, 0.7MB
第3巻第1号
論文:高津春雄,野崎貴之,岡田賢司“Application of Virtual Simulation Environment to Fluid Catalytic Cracking Unit Control”, 1/11, 2004年3月, 0.9MB
第2巻第13号
開発・技術ノート:笠井 浩“ニューラルネットワークを利用した医療機器産業の開発実態の問題点分析”, 96/105, 2003年12月, 1.6MB
第2巻第12号
論文:遠藤 明・原 道宏“五極子熱線パルス法を用いた2次元流れの場における砂質土壌の熱前線伝播速度ベクトルおよび熱特性の同時計測法およびその応用”, 88/95, 2003年10月, 0.4MB
第2巻第11号
開発・技術ノート:坂本憲昭“PLCプログラミング言語ST(IEC61131-3)によるスライディングモード制御理論の実装について”, 84/87, 2003年10月, 0.3MB
第2巻第10号
論文:佐々木清吾“直流側電圧の垂下特性を考慮したPWMインバータの動的モデルと電流追従制御”,74/83,2003年9月,0.5MB
第2巻第9号
論文:小松原 彰,茂木良平,小沢金吾,鈴木由起彦,若泉貴之“オリマルジョン漏洩検知装置の開発”, 67/73, 2003年10月, 0.4MB
第2巻第8号
論文:青島伸治“シングルチップマイクロコンピュータと信号圧縮法によるインパルス応答計測装置の製作”, 59/66, 2003年7月, 0.9MB
第2巻第7号
論文:岸野清孝,石田 康,伏木 匠,権守直彦“トラック運行管理ASPによる業務向け交通情報サービスの開発”, 49/58, 2003年7月, 3.7MB
第2巻第6号
論文:鮫嶋茂稔,河野克己,足達芳昭,松野 強,新 誠一“構造化データフィールドアーキテクチャと情報制御システムの稼動中移行”, 42/48, 2003年6月,0.7MB
第2巻第5号
論文:涌井徹也,橋詰 匠,西島剛志,石井 実“ヒステリシスの大きな空気圧式調節弁に使用する電子式ポジショナの高性能化”, 34/41, 2003年6月,1.9MB
第2巻第4号
論文:太田 順,金子慎一郎,新井民夫,前田雄介,杉 正夫,千葉龍介“Nelder-Mead法条件緩和アルゴリズムによるマニピュレータ制御パラメータのチューニング法”, 27/33, 2003年5月, 0.7MB
第2巻第3号
論文:大坊真洋,菊地利雄“レーザーSQUID顕微鏡の開発と半導体検査への応用”, 19/26, 2003年5月, 0.7MB
第2巻第2号
論文:今村 孝,寺嶋一彦,赤峰宏平,小笠原慎一,竹本秀博“ヘリカル巻きフィラメントワインディングプロセスにおけるモデリングと巻取り角度・張力制御系の構築”, 9/18, 2003年2月, 1MB
第2巻第1号
論文:杜 立群,権 貴龍,新井史人,福田敏男,糸魚川貢一,塚原靖典“マイクロ接触センサアレイの構造設計”, 1/8, 2003年2月, 0.3MB
第1巻第2号
論文:鮫嶋茂稔,河野克己,足達芳昭,新 誠一“時空間型データフィールドアーキテクチャと情報制御システムの稼動中拡張”, 9/14, 2002年6月, 0.6MB
第1巻第1号
論文:松田真司,大津皓平,千種成友,小原裕喜“バッチ外乱適応舵減揺型オートパイロット”, 1/8, 2002年6月, 1.1MB

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