レスキュー工学シンポジウム2016開催案内

主催

計測自動制御学会SI部門レスキュー工学部会,レスキューロボットコンテスト実行委員会

開催概要

 大規模災害における被害軽減に対して,学術的な取り組みとして,ロボット工学,防災工学,都市工学,医学,心理学等,種々の分野を横断するレスキュー工学の確立が提案されている.本講演会では,災害対応ロボット,無人化施行,災害GIS などに関する講師をお招きし,防災・減災に対するレスキュー工学の役割について討論する.ロボット,情報通信,防災関係の研究者を対象とする.

 今回は,災害対応飛行ロボットの現状と事例紹介,及び第16回レスキューロボットコンテストにてSICE特別賞受賞チームによる講演を行います.ロボット,情報通信,防災関係の研究者を対象とする.

開催案内PDF

開催日時及び場所

日時:2016年12月3日(土)

場所:東京都立産技高専 荒川キャンパス,https://www.metro-cit.ac.jp/information/access/

 

講演会スケジュール(講演50分,質疑10分)

10:00~11:00:

古橋 大地,青山学院大学 地球社会共生学部 教授

「災害ドローン救援隊 DRONEBIRD が目指す未来」

 2010年のハイチ地震以降,世界中で発生した大規模災害において,最先端の災害情報支援活動「クライシスマッピング」が行われています.「クライシスマッピング」とは,災害時に一般市民がツイッターなどで投稿した情報をもとに,「どこで,なにが起きているのか」,「どこで,誰が,なにを必要としているのか」を震災情報レポートにし,インターネット上に被害の状況を示す地図をリアルタイムでつくっていくことです.ドローンによる迅速な空からの撮影を用いる災害ドローン救援隊「ドローンバード」とこれからのドローン活用について紹介します.

 

11:00~12:00:萬代 修平, 岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 博士前期課程1年生

「第16回レスキューロボットコンテストにおける岡山県立大学ロボット研究サークル「メヒャ!」の取り組み」

 岡山県立大学「メヒャ!」は「要救助者視点を考慮した救助」をコンセプトに,第16回レスキューロボットコンテストに出場しました.このコンセプトをもとに,新たに導入された特殊瓦礫に対するアプローチや本チーム特有の画像共有システムについて講演します.

 

※ 午後に第17回レスキューロボットコンテストの説明会を実施します.

 

申込方法

E-mailにて「レスキュー工学シンポジウム参加申込」と題して本文中に,

(1)氏名

(2)勤務先(大学等)

(3)E-mailアドレス

をご記入の上,miw@tokushima-u.ac.jp 宛にお申し込み下さい.
申込締切: 11月28日(月)

問合先 徳島大学 三輪昌史 E-mail: miw@tokushima-u.ac.jp