日時:2020年1月18日(土)11:00~16:00

場所:慶應義塾大学看護医療学部校舎301教室(神奈川県藤沢市遠藤4411)

講師:千葉一幸(国際医療福祉大学三田病院), 安藤正子(株式会社ウェリナ 世田谷事業所)講演順

開催趣旨: 少子高齢社会の中で、工学的アプローチへのニーズは増大している。ケアの場に生きる開発と活用をしていくためには、さまざまな視点からの理解が求められる。ケアは、医療や福祉の場、生活の場、さまざまな場で意識的にも無意識にもなされる行為である。ケアは人と人をつなぎ、誰もが支えられ、支えている日常的な行為である。今回の講習会は、ケア工学を互いに成長するための工学と位置づけ、さまざまな可能性を広げるための「ハッカソン」に取り組む。
このハッカソンの目的は、ケアの直接的な担い手である医療従事者と工学者が共に医療現場での課題を見つけ、解決策を多角的な視点から検討することを通し、協働することの意義や、コミュニケーション力を培うための新たな教育的取り組みである。

実行委員:計測自動制御学会SI部門福祉工学部会
 藤井千枝子(慶應義塾大学),大西謙吾(東京電機大学)

プログラム:
11:00 開催挨拶 福祉工学部会前主査 藤井千枝子
11:15 講演1 心臓リハビリテーションと患者支援
         国際医療福祉大学三田病院 理学療法士 千葉一幸先生
11:45 講演2 呼吸器疾患のある患者への訪問看護
         株式会社ウェリナ 世田谷事業所 所長 安藤正子先生

12:15 昼食

13:15  ケア工学ハッカソン 
 ①グループ編成・アイスブレーク
 ②サービスのアイデア出し・選択
 ③デバイスのアイディア出し・技術の詳細案
15:30 発表・講評 司会:大西謙吾
16:50 閉会挨拶 福祉工学部会主査 梶谷勇