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JABEEの基準1の「(e)種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力」、「(h)与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力」を育成するためには、学生にそれまでに獲得した知識、スキルを総動員して課題を解決するという経験をさせるPBL(Project
Based Learning)が有効と考えられる。またこれをグループで行なわせるとすれば、「(f)日本語による論理的な記述力、討議等のコミュニケーション能力」も養われる。
ロボット・コンテストやデザイン・コンペなどはこれらの目的に有効と思われる。いろいろな大学等で試みられているこれらPBLの事例を調査し、さらに教育効果を上げるにはどうしたらよいかを研究する。
問題解決型人材から進んで、課題実現型人材の育成である。
大学等で行なわれているロボット・コンテスト、デザイン・プロジェクトなどのPBLの事例を調査し、実地に訪問して設備、作品、記録ビデオ、資料などを見せてもらい、担当者(あるいは実施した学生)から説明を聞く。それに基づき、参加者間で討論し、よい点、わるい点、他大学で取り入れたらよいと思われる点などを抽出し、日本の技術者教育全体に有用な知識として蓄積することを目指す。デザインのためには計測・制御をはじめ幅広い知識が必要であり、横断型学会をめざすSICE内でこのような調査研究を行うことは大いに意味のあることである。
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お知らせ |
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本調査研究会は、本年の2月に発足したばかりです。会員皆様の温かいご支援を期待しております。 |
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15年度活動計画 |
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・大学等を年に5、6回順次訪問し、見学・研究会を実施する。
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研究会メンバー |
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詳細 |
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過去の活動報告 |
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・なし |
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