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理事会便り


理事会便りでは会員の皆様にSICE理事会の活動の概要をお知らせします.


2000年9月の理事会便り

・・・・計測自動制御学会第4回の理事会が開催されました.


と き:平成12年9月21日(木) 14:20〜18:20
ところ:計測自動制御学会事務所会議室
出席者:江木会長,木村副会長
    安藤,魚崎,内田,香川,風戸,川崎,小菅,小林,仲田,
    福田,藤原,本多,若狭各理事
    事務局:並木,斎藤


今回の理事会での審議・決議

以下の各項目について,理事会で審議され決議されました.


(1)定款変更,臨時総会開催の件

   ・今回の定款変更は,前回変更の際保留とした字句の修正に加えて,

    役員の半数改選制度を継続していくため必要となった旨説明され,
    種々検討の結果,定款変更を満場一致で承認した.

   ・この定款変更に伴い,役員及び評議員選出規程の変更について説
    明があり,平成11年9月17日総会承認の「役員及び評議員選挙選任
    規程」を廃し,平成11年6月8日改正の「役員及び評議員選出規程」
    を変更することを,満場一致で承認した.
   ・定款および役員及び評議員選出規程については,主務官庁の指導
    により修正される場合があることも含めて承認した.
    1) 役員の就任時期を定時総会終結時からとした.
    2) 役員の任期を就任後第2年目に開催される定時総会終結時ま
      でとした.
    3) 補欠により就任した役員の任期を,総会の議決により前任
      者の残任期間とすることができるとした.
    4) 定款変更のため臨時総会を 2000年10月5日,名古屋大学で
      開催することを決定した.


(2)平成13年度役員(会長,副会長)候補の件

    ・平成13年度役員(会長,副会長)候補について,江木会長より,9月
     8日,役員候補推薦委員会が開催された旨が説明された.


(3)学会の各種基金・引当金の件

   ・現在学会にある4つの引当預金(退職給与引当預金,会員名簿引当
     預金,記念事業引当預金,預り保証金引当預金)と5つの基金(出
     版基金,国際会議基金,学会賞基金,産官学協同研究推進基金,
     30周年記念事業基金)について,SICEの今後の活性化のために,
     統廃合,使途明確化,運用活性化について10月, 11月の理事会
     を経て,12月の予算作成時に再編成することの提案があり,種々
     検討の結果,了承された.
   ・今後,企画委員会で検討の後,総務委員会から結果を報告するこ
     とにした.


(4)SICE学術講演会の国際化について

   ・企画委員会にて検討されたことが報告された。拡大理事会でSICE  
    International Conference他の意見を求め,その後の理事会で決
    定することにした.

   ・また,理事会での決定事項は,学会誌に会告として掲載すること
    を確認した.
    1) 2002年よりSICE学術講演会をAnnual Conferenceとする.
    2) Proceedingsは英文とする.
    3) 公用語は日本語と英語とする.
    4) 投稿論文は査読を行う.
    5) 開催支部と国際委員会は協力して実行委員会とプログラム委
      員会を構成する.
    6) 2〜3年に1度海外発信を意識した国際会議(SICE
       International Conferenceと呼ぶ)をAnnual Conferenceに併
       設し,たとえばSICE International Weekとして実施する.


(5)英文論文集発行について

   ・7月26日の企画委員会での検討を受けて,論文集委員会にて検討さ
     れた結果が説明,SICEの国際化,会員へのサービスの向上を目的
     として,
    1) Selected Paperから構成されること
    2) CD-ROMによる発行を想定していること
    3) 年1回発行とし,初回は2001年1月に発行予定であること
    4) 費用負担は,論文集発行費から支出することとし,将来的に
      は有償とすること

     などを原則として発行することを承認した.

    ・過去の論文集をまとめて40周年記念でCD-ROM化し発行してはと
     の意見があり,今後の検討事項とすることにした.


(6)学会賞関連規程変更の件

   ・学会賞関連規程について,変更の主旨および作業手順について次
     のように説明され,検討の結果方針通り作業を進めることを承認
     した.
    1) 学術教育賞を教育貢献賞と改め,行為と物に対する表彰を明確
      に区別する.
    2) 著述賞について,学術的著述分野に加えて,教育的著述分野に
      対しても拡大する.
    3) 改定案の細部については,W.G.を構成しその検討を一任,結果
      を学会賞委員会委員に対しメールで報告し確認作業を経た後,
      委員会案として理事会に提出,承認を得る.


(7)拡大理事会議題および参加要請者の件

   ・企画委員会にて検討した結果が報告され,検討の結果次の3つをテ
     ーマとすることが承認された.
     1) SICEの存在の社会的アピールのための戦略
     2) SICEの将来の学問的ビジョンの確立と他学会との協力
     3) SICEのIT化を考える


部門・委員会の活動報告と承認

以下の各項目についての説明があり,承認されました.


(1)部門協議会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.

     1) 9月1日,部門協議会を開催.
     2) 2000年度部会企画・催し物参加者数の報告.
     3) 部門賞についての検討状況が報告,SI部門と計測部門では今年度
       から実施することが報告された.
     4) 国際会議からの収支差額の取扱いについて,部門制を推進する上
       でも,本年度に繰入のあった分から適用することを確認した.


(2)国際委員会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.

 (2−1)共催依頼(1件)
   ・2nd International Symposium on Environmentally
    Conscious Design and Inverse Manufacturing(EcoDesign2001)
    (2001.12.12-15,東京)を承認した.

 (2−2)SICE/JEMIMA/ISA Joint Technical Conferenceの件
   ・次回理事会に予算案を提出,審議の後承認することにした.
   ・現在の実施案について次の点を確認した.
    1)  SICEは,産業応用部門が対応すること
    2)  Agreementに関して,copyrightはSICE,JEMIMA,ISAの3者が保
     有することを追記することで承認すること
    3)  実行委員会の構成を至急決定すること
    4)  詳細については 12月に最終決定の予定であること.

 (2−3)IMEKO-XVI事務局職員派遣の件
   ・IMEKOにおける継続的活動のための職員出張について提案,検討の
     結果,承認した.

 (2−4)MFI'99終了報告の件
   ・MFI'99実行委員長Ren C. Luo氏からの終了報告書が提出された旨
    が報告され,承認した.

 (2−5)APFICS
   ・2000.6.22,マレーシアにてAPFICSの総会が開催,江木会長が出
    席.同会議で,1) 2001年11月にGeneral Assembly(SICEと JEMIMA
     で50%ずつ負担予定)の開催が承認,2) APFICS会費(日本は8ユニッ
     トの提案),自国に持ち帰り承認を得ることが報告された.
   ・種々検討の結果,General Assemblyの費用負担については承認,
     会費については4ユニットとしたい旨提案することにした.

 (2−6)ICASEとの交流協定の件
   ・ICASE側より交流協定の内容について,1)双方のAnnual Meetingへ
     の代表者2〜3名に対する参加費および懇親会費の免除,2)Annual
     Meetingでの挨拶の機会を設けることの提案があることが説明,検
     討の結果承認することにした.

 (2−7)IMEKO委員会内規変更の件
   ・IMEKO委員会内規について,現状の組織にあわせて見直しを行なっ
     たことが説明,承認した.

 (2−8)その他
   ・協賛(4件),後援(1件)依頼の報告.
   ・今後の予定
     IECON2000 (2000.10.22-28,名古屋国際会議場)
     IROS2000 (2000.10.30-11.5,香川大学)
     JSST2000 (2000.10.24-26,東京工業大学)
     AROB 6th'01 (2001.1.15-17,東京)
     APCCM2000(2001.7.9-12, Guilin, China)
     SICE/ICASE Joint Workshop (2001.7.24,名古屋)
     IVEC'2001 (2001.9-25-27,鳥取環境大学)
     IMEKO/SICE/IEEEInt'l Symposium on Measurement, Analysis and
     Modeling of Human Functions(2001.9.21-23,北海道大学)
     SICE/JEMIMA-ISA Joint Technical Conference2001 (2001.11.7-9, 東京ビッグサイト)
     EcoDesign2001 (2001.12.12-15,東京ビッグサイト)


(3)事業委員会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.

 (3−1)共催依頼(2件)
   ・理研シンポジウム第7回センシングフォトニクス部会講演会「新し
     い光応用技術XV」(2000.11.22,理化学研究所)
   ・センシングフォトニクス部会,混相流シンポジウム2001(第20回)
    (2001.7.12-13,北九州国際会議場)

 (3−2)IEEE/IES/SICE Monograph Series出版企画の件
    IEEE/IESと共同でMonographを出版することが提案,具体的な検討
     は,事業委員会の下に設けられたW.G.が行ない進めることを承認
     した.

 (3−3)その他
○協賛依頼(19件)の報告.


(4)総務委員会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.

 (4−1)油空圧機器技術振興財団からの顕彰論文推薦依頼
   ・油空圧機器技術振興財団からの顕彰論文推薦について依頼があり,
     論文集委員会に検討を依頼することにした.(2001年1月31日締切,
     1件)

 (4−2)日産科学技術振興財団研究助成推薦の件

   ・同推薦を行なったた旨報告,承認した.

 (4−3)東レ科学技術賞推薦依頼の件

   ・同推薦を学会賞委員会にて検討することを承認した.

 (4−4)会誌・論文集発行コスト削減の件

   ・同発行コスト削減について,ダイレクト刷版による印刷方式への
    変更により,コスト削減が実現可能であることがわかり, 9月号
    より早速実施した旨報告された.
   ・さらなる削減案について,今後も検討する必要があることが説明された.


(5)会誌編集委員会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.
   ・委員会を9月20日開催.

   ・編集状況・2000年度 9月号まで発行済,10月号〜2001年3月号ま
     で編集中,4月号〜7月号企画中.

     ・リレー解説「トレーサブルな計測と国際比較」を企画中.


(6)論文集委員会…次の事項について説明があり,検討の結果,承認した.

   ・投稿状況(委員会(9月13日)まで) 論文174件,ショート・ペー
    パー28件.開発・技術ノート1件

   ・掲載件数 Vol.36 No.9:12件,90頁,No.10:10件,推定70頁,
    No.11(特集):24件,推定150頁.


(7)会員入退会承認


(8)会計報告承認


以上 2000年9月の理事会便りでした.


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