理事会便り

理事会便りでは会員の皆様にSICE理事会の活動の概要をお知らせします．

１９９９年９月の理事会便り

・・・・・・計測自動制御学会第２回の常務理事会が開催されました．

・と　き：　平成１１年９月１４日(火)　１４：００〜１７：５５

・ところ：計測自動制御学会事務所会議室

・出席者： 古田会長，江木，小野副会長，植山，大前，香川，小菅，佐藤，末広，曽禰，本多，水川，宮武，和田各理事．
事務局：斎藤，並木

★　今回の理事会での審議・決議

以下の各項目について，理事会で審議され決議されました．

（１）　平成12年度役員(会長，副会長)候補の件

• 平成12年度役員(会長，副会長)候補について，古田会長より，9月10日，役員候補推薦委員会が開催され，その様子が説明された．

（２）　拡大理事会議題，参加要請者の件

• 拡大理事会は，11月1日(月)〜2日(火)，千代田化工建設(株)山中湖研修所において開催予定であるが，討議するテーマについては，企画委員会／総務委員会に一任した．参加要請者としては，理事会メンバー(29)，支部長(8)，部門(5)，事務局(2)とすることにした．

部門・委員会の活動報告と承認

以下の各項目についての説明があり，承認されました．

（１）　部門協議会…次の事項について説明があり，検討の結果，承認した．

• 7月28日，部門協議会を開催．
• 新たな基盤部門として「システムインテグレーション部門」を設立する．
• 先端融合部門で，計測制御システム2000年問題検討会を立ち上げ，第 1回会合を開催，計測制御機器のライフサイクル設計関係の研究会又は部会の立ち上げを検討中，産学協同関係で，地方組織との情報交換を支援する部会・研究会を検討中．
• 産業応用部門では，ITS研究会，IT研究会を設立予定．
• 制御部門では，部門の運営体制を整えるため，部会の再編を含め検討中．
• システム情報部門では，部門はじめての「システム情報部門シンポジウム」を11月に開催予定．
• 論文集委員会との関連で，論文集の従来の開発・技術ノートを「産業応用論文」とした．また，産業応用部門でシンポジウム開催の要望があった．
• 事業委員会との関連で，部門で企画するセミナー，講習会などの資料を電子化し，頒布できるようにして欲しいとの要望あり．
• 部門会計報告(99.9.10)

（２）　国際委員会…次の事項について，検討の結果，一部を除き承認した．

• 国際会議共催依頼(3件)
  • アジア環太平洋質量・力計測国際シンポジウム(主催)(2000.11.7-10，つくば研修センター，＜力学量計測部会＞
  • IECON2001(2001.11.25-31，Denver，U.S.A.，Tech. Co-sponsor＜IES＞)
  • 4th International Conference on Vibration Measurement by Laser Techniques(2000.6.21-23，Ancona，Italy，Tech. Co-sponsor ＜Tomasini氏＞
• IEEEより，IEEE Joint National Society Awardsを設立したい旨照会があった(日本の8学会と)．種々検討した結果，取扱いを古田会長に一任した．
• IEEEとの交流協定の期限が1999.12に到来するので，検討の結果，延長する方向で進める．
• 交流協定締結
  1. CIS/SICE…'99.7.27，岩手大学において打合せ会を行い，合意．日中両国語作成．
  2. ISA/SICE…'99.8.19，虎ノ門パストラルにおいて，2回目の打合せ会を行い，合意，署名．(会費の割引がありとの表示があり，総務，財務で要検討)
  3. SICE/JEMIMAの交流協定を考える．
• 交流協定を交わした団体一覧が提出された．
• APFICS…'99.8.21-22，中国，北京にて，APFICSの総会が開催され，江木副会長が出席．同会議で，日本が2001年の会長国に推薦され，江木氏が会長に推薦された．

（３）　事業委員会…次の事項について説明があり，検討の結果，承認した．

• 共催依頼(1件)
  • 第47回応用物理学関係連合講演会(2000.3.28-31，青山学院大学，)
• 第42回自動制御連合講演会…'99.11.6(土)〜7(日)，日本大学理工学部船橋校舎，スケジュールの提出説明，関連行事として制御工学教育研究集会が11月 5日，同会場にて開催される．テーマはアクレディテーション関連．
• 事業委員会の活動計画，進捗状況について詳細に説明された．
• INTERMAC'99は'99.10.19-22，東京ビッグサイトで開催される．SICEは，大学のデモ展示，パネル展示，テクニカルセミナーSICE担当分の推薦，実施等．

（４）　会員入退会承認

（５）　会計報告承認

（６）　総務委員会…次の事項について，検討の結果，承認した．

• 臨時総会の件(報告・承認)
• 計測自動制御学会会費細則の中に，「理事会の承認により，限定された対象及び期間につき，特別会費を定めることができる．」ことをつけ加えた．今回の会員増強キャンペーンや，交流協定により学会相互の会費割引などが対象となる．
• SICE会員増強キャンペーンの件…かねてより，検討を続けてきた，会員増募のキャンペーンについて説明があり，承認した．本日より今年12月まで本キャンペーンにより入会した会員の会費は1年間に限り半額とする．キャンペーンに参加いただく方は，会長・副会長，理事・監事，事務局長．支部長にも協力を依頼．事務局では理事会ごとに状況を発表する．
• パート職員採用…浅野　浩氏(38才)．99.10.1より
• 日本学術会議より，平成12年度科学研究費審査委員第1段(複合化集積システム)1名推薦の依頼があり，承認．(会長)
• 第26回日産学術研究助成推薦の件，2件推薦した．
• 油空圧機器技術振興財団より，今年度論文顕彰事業に関する推薦依頼があり，論文集委員会に検討を依頼した．(2000.1.末締切，1件)
• 学会マーク商標登録…かねてより申請をしていた学会マークの登録について特許庁より，認可がおりた旨報告された．
• 第39回定時総会期日の件…2000年2月22日(火)とすることにした．
• SICE秋季パーティの報告…'99.11.24(水)　18：00〜20：00，神田学士会館にて行うことにした．
• 特別常務理事会は10月5日(火)，九州工業大学飯塚キャンパスにて行うことを承認．

（７）　企画委員会…次の事項について，説明があり，承認した．

• 8月26日委員会を開催．
• 理事選任問題
• 部門制対応問題(SICE機構改革):部門制移行にともない，各種委員会の性格・missionの見直しが必要．たとえば，国際委員会，事業委員会の役割．
• 英文論文誌が必要．
• ICASEとのワークショップの開催
• 支部賞と学会賞
• 部門への予算配分方法
• SICE/ISA Joint Journal

以上　１９９９年９月の理事会便りでした．

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