「次世代人工現実感研究会」
主催:計測自動制御学会中部支部

日 時: 平成13年12月3日(月) 13:00〜15:00

会 場: 三重大学 工学部 大会議室
       〔三重県津市上浜町1515,電話(059)231-9668,
       近鉄 江戸橋駅 下車,徒歩20分,近鉄/JR 津駅 下車,車10分〕

講 演
 (1)人を自然にサポートする機械の設計
       山羽 和夫 氏 (日本福祉大学)
概要:本講演では最近の高齢社会で進むIT化の問題点を捉え,高齢者や障害者を含む誰にでも自然と使える機器について,新しい約10年前に欧州で始まったジェロンテクノロジー(加齢化工学)にタオイズムを導入した新しい機器の設計手法について紹介するとともに,それを人間と共存する福祉ロボットやVRなどを用いたIT機器へ適用する場合の技術的な問題点について論じる.
 (2)バーチャルリアリティと人間工学的評価
       河合 隆史 氏 (早稲田大学)
概要:バーチャルリアリティ(VR)の応用として,医療・福祉分野があげられる.視聴覚をはじめとする感覚刺激の与える情動効果は,人間工学の分野でも注目される場合が多く,立体映像やVRなどの高臨場感メディアの有効性が期待されている.また,近年では,これらを実際の医療現場へ導入しようという取り組みも行われるようになってきた.ここでは,筆者らがこれまで行った,立体映像やVRに関する人間工学的評価事例について述べる.特に,長期入院患児の社会的成長およびアメニティ向上を目的としたサイバースペース,院内学級支援システムの構築と評価について紹介したい.
参 加 費: 不要,要申込

問合せ先: (〒514-8507) 三重県津市上浜町1515
申 込 先  三重大学 工学部 機械工学科 池浦 良淳
          電話/FAX(059)231-9668
          ikeura@ss.mach.mie-u.ac.jp

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