「次世代人工現実感研究会」

日 時: 平成14年10月29日(火)13:00〜15:00

会 場: 名古屋工業大学 図書館3階 視聴覚室
      〔名古屋市昭和区御器所町,電話(052)735-5348,
      JR中央本線鶴舞駅下車,徒歩10分〕

講 演
 (1)パラレルワイヤ機構を用いた力覚呈示装置とその制御
       森園 哲也 氏 (豊田工業大学)
概要:仮想スポーツのような応用に利用される力覚呈示装置は,広可動範囲を有し,高速・高加速運動が許容でき,さらに高い「機構透明性」を備える必要がある.しかし一般には,これら三つの要求はトレードオフの関係にある.そこでパラレルワイヤ機構を用い,これらの要求を同時に満たすことを目指した力覚呈示装置の研究を行ってきた.その概要について述べる.
 (2)人工現実感を用いた学習・訓練システム
       陳 連怡 氏 (名古屋工業大学)
概要:当研究室では,人工現実感を用いて医療・福祉へのアプリケーションを行っている.仮想環境において体験・学習・訓練を行う際,訓練環境の充実と視覚情報の提示は言うまでもなく重要である.同時に操作の力触覚情報の提示は訓練効果の向上には欠かせない.今回は,当研究室で開発している歯科治療訓練システム,車いす体験訓練システムと手話認識システムの研究事例を紹介する.
見 学 会: 藤本研究室(医療・福祉関係)

参 加 費: 不要,要申込

問合せ先: 〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町
申 込 先  名古屋工業大学 工学部 機械工学科 佐野 明人
          電話(052)735-5348,FAX(052)735-5565
          sano@vier.mech.nitech.ac.jp

戻る