統合知能メカトロシステム研究委員会
平成18年度 第1回講演・見学会


主 催: 

計測自動制御学会中部支部

日 時: 2006年3月24日(金) 12:30〜16:30

会 場: 

(講演会場)鈴鹿サーキットランド研修施設 あかしや第4研修会場
(http://www.suzukacircuit.co.jp/re/hotel/index.html) (参考 http://kenshu.e-joho.com/suzuka/index.html

(見学会場)本田技研工業(株)鈴鹿製作所
(http://www.honda.co.jp/suzuka/

スケジュール

12:30-13:30 講演 三重短期大学助教授  上山英三 先生
「自律分散システムと画像処理・視覚処理」
13:30-14:30 講演 三重大学工学部助教授 加藤典彦 先生
「多関節型マニピュレータを用いたリハビリテーション支援」
14:30-15:00 バスによる移動(無料)
15:00-16:30 本田技研工業(株)鈴鹿製作所見学

講演要旨

「自律分散システムと画像処理・視覚処理」 三重短大 上山英三 先生
自律分散システムとは,「自律的な挙動を示す多数の要素(個)が互いに局所的な 相互作用を及ぼしあうことによって,全体として調和のとれた振る舞いを示す系」 のことである.この概念を画像処理に当てはめると,画素は「個」に,処理結果は 「全体としての調和」にそれぞれ対応する.また,生体の低位の視覚処理では視細 胞が個であり,視神経が局所的な相互作用を担い,認識結果が全体としての調和に 対応すると考えることができる.本講演では,反応拡散方程式系をキーワードにし て,画像処理や視覚処理が自律分散の概念に則って処理、実現、あるいは解釈でき るのではないかと提案する.

「多関節型マニピュレータを用いたリハビリテーション支援」 三重大 加 藤典彦 先生
リハビリテーションを必要とする患者に対して行う肘関節の運動療法動作を理学療 法士と共に補助的に行うために必要なロボットマニピュレータの開発について講演する.

注意

参加費: 無料

定 員: 30名

申込方法・問合先: 

氏名,所属,役職,SICE会員か否か,近鉄白子駅からのバスをご利用の方はその旨をご記入の上,下記へご連絡ください.

<連絡先>
岐阜市柳戸1−1
岐阜大学工学部人間情報システム工学科
伊藤 聡
TEL/FAX:058−293−2540
Email: satoshi@cc.gifu-u.ac.jp


戻る