計測と制御 2007年12月号(Vol.47,No.12)

火山災害の航空機搭載型光学センサによる観測
實渕哲也(防災科研)





図6 ARTSの試験観測で計測した防災科研 (a)可視・近赤外擬似カラー画像(R/G/B:660nm/565nm/470nm),(b)近赤外擬似カラー画像(R/G/B:2165nm/1685nm /1280nm),(c)赤外擬似カラー画像(R/G/B:10260nm/9469nm/8791nm).




図8 桜島南岳A火口,昭和火口付近の輝度温度画像(10260nmの放射輝度より計算) 位置の把握のために,国土地理院発行25000分の1地形図の等高線を重ねて表示.南岳A火口の最高輝度温度は854℃(1001nmの放射輝度より計算)で,その領域の大きさは約1.5m四方である.昭和火口の最高輝度温度は435℃(1625nmの放射輝度より計算)で,その領域の大きさは約3.6m四方である.




図9 桜島南岳A火口,昭和火口付近の可視近赤外擬似カラー画像(R/G/B=660nm/565nm/432nm) 位置の把握のために,国土地理院発行25000分の1地形図の等高線を重ねて表示.矢印で示した白色に発色した部分が火砕物の流下跡と思われる.流下跡の長さは約1.2km、幅200mである.



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