計測と制御 2007年12月号

VOL. 46, 2007

特集「生物の社会適応機能の解明とその工学的応用」

生物が有する適応的行動能力の解明を目指して,現在文部科学省特定領域研究「移動知」において研究が進められている.ここでは,その適応能力を,生物が動くことで生じる身体,脳,環境の動的な相互作用によって発現されるものと捕らえ,それを「移動知」と呼んでいる.本特集では,特に,生物の社会適応機能を対象とし,工学分野における構成論的アプローチを生物学の分析的アプローチと融合することで解明を目指している研究を紹介する.またその知見を人工物設計に生かす方法論について述べる.社会適応機能を分類して4つの項目に分け,それぞれの視点から解説する.


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