計測と制御 2009年2月号

VOL. 48, 2009

特集「ハイテク食料生産におけるイノベーション」

日本の食料自給率の低下と,それを補うための輸入食料品(加工品を含む)に関する安全性におけるさまざまな現状がマスメディアを通して明らかとなり,社会的な問題として注目を集めている.また,地球規模では,環境問題とも関連して食料生産・移動に関するさまざまな問題が議論されている.第19期の日本学術会議の農業環境工学研究連絡委員会から「気象変動条件下および人工環境条件下における食料生産の工場と安全性」の報告書が提出され,人工・自然環境条件下におけるシステム科学面と従来の成果とを横断科学的について検討し統合化を図るべきであるとされ,情報化社会の特長を生かしたハイテクと従来の食料生産の技術のコラボレーションによるイノベーションについて提言がなされている.本特集では,最先端のハイテク技術から実際の応用事例を特集し,食料生産におけるイノベーションについて紹介する.

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