特集「量子化制御:物理と情報をつなぐ新技術」制御対象と制御器が与えられた離散値入力型のフィードバック制御系における動的量子化器の最適設計問題が注目を集めている.特に「ネットワーク制御系」「PWM信号による制御」「画像処理」などに適用され,これまでにない性能が得られることが示されている.また,最適動的量子化器により,離散値入力型システムの設計において,これまでに整備されてきた連続値入力型システムに対する線形制御理論を適用でき,離散値入力型システムの設計が容易になることが期待されている.本ミニ特集号では,その理論的な解説を行うとともに,実際の応用例を通じて量子化制御に関する進展を紹介する. |
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