計測と制御 2014年 5月号

VOL. 53, 2014

ミニ特集「国内外バイオデータベースの現状と展望」

近年、細胞の発生・分化のような細胞レベル、がんの発生・転移のような組織レベル、循環器系の予防医学のような全人的レベルの生命システムの解明のために、遺伝子配列、遺伝子発現、DNAメチル化、タンパク質発現などの様々な計測技術が開発され、膨大な量のデータが計測・収集されている。これらのデータを効率よく計測・収集するためには計測・制御技術が、効率よく活用するためには大規模データベース構築や自動的なデータ可視化などの応用技術がかかせない。さらにはデータからより高度の情報を抽出るためのデータマイニング技術の発展も併せて必要となる。 本特集は、このようなデータ計測技術、データベース構築技術、データベース活用技術、データマイニング技術を活用するバイオデータベースの最新の動向を紹介し、今後の展望へとつなげる内容とする。

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