計測と制御 2017年09月号

VOL. 56, 2017

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特集「カルマンフィルタを中心とした状態推定の理論から応用まで」

 計測・制御分野において,状態推定法の重要性・有用性は古くから認知されており,様々な研究がなされている.最も代表的な方法としてカルマンフィルタが挙げられるが,計測・制御分野のみならず,様々な学術領域において理論研究や応用研究が行われている.また,産業界において,ハードウェアのセンサが無くともソフト的にセンシングを実現する「ソフトセンサ」の必要性が益々高まっているが,その実現方法として状態推定法が重要な役割を果たしており,学術領域のみならず産業界から見ても状態推定法は非常に重要な方法の一つと言える.その一方で,SICEも含め,学会誌にて状態推定法を総合的に取り扱った特集号はこれまでにあまり見られない.そこで,本特集号では,状態推定法に焦点を当て,その基礎的な理論から応用事例の最新動向までを紹介する.

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