趣旨

計測自動制御学会関西支部とシステム制御情報学会は,これまで共同で若手研究発表会を開催してきました. しかし,参加者はこの会にて外部の人たちと意見交換できたか?広い視野で議論できたか?は疑問でした. そこで,それぞれの研究活動の促進だけでなく,研究者・技術者の間のネットワーク構築および深化を図ることを目的として, 計測自動制御学会関西支部・システム制御情報学会シンポジウムを企画しました. このシンポジウムは研究発表だけでなくサイエンスカフェを取り入れた融合形式で実施する予定です. 研究発表は,未完成のものでも構いません.多くの人と議論することによって,新たな視点が開けるかもしれません. 新たに設けるサイエンスカフェ・パートでは,社会的な問題に対して,それぞれの専門家とシステム・計測・制御・情報工学の観点 からあるいは広い視点で考える機会になります.学生の皆さんには,自らの研究の中間発表会として,それぞれの研究の進展に役立つだけでなく, 他の学生,研究者,技術者とのネットワークを構築できる機会です.企業の技術者の皆さんには,自社以外の研究者,技術者と交流を深めることもできます. 多様な背景をもっておられる方々と交流を深め,様々な視点から活発なディスカッションができるものと期待しております.多数の方々に奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます.

主催

計測自動制御学会関西支部
システム制御情報学会

開催案内

日時

2020年1月10日(金)

場所

大阪府立大学I-siteなんば 
(〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階、3階)

  • 南海電鉄「なんば駅(中央出口)」下車、南へ約800m、徒歩約12分
  • 地下鉄御堂筋線「なんば駅(5号出口)」下車、南へ約1,000m、徒歩約15分
  • 地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅(1番出口)」下車、東へ約450m、徒歩約7分
  • 地下鉄堺筋線「恵美須町駅(1-B出口)」下車、西へ約450m、徒歩約7分
  • 南海電鉄高野線「今宮戎駅」下車、北へ420m、徒歩約6分
会場へのアクセスについてはこちらもご覧ください.
[2020/01/09追加]
シンポジウム当日は「今宮戎神社祭礼」のため交通規制が敷かれます.
南海電鉄または堺筋線をご利用の方へ: 道路には露店が連なり、I-site側への入口がわかりにくくなっております. 時間に余裕をもってお越しください.
※地下鉄御堂筋線をご利用になる方は問題ありません.
お車でお越しの方へ:交通規制の詳細はこちらをご確認くださいです.

プログラム

受付Open 12時30分~
ポスター掲示準備 12時30分~13時00分
Spotlightセッション 13時00分~14時00分
[休憩・移動]
サイエンスカフェパート 14時15分~15時45分
[休憩・準備・移動]
ポスター発表(前半) 16時00分~16時45分
ポスター発表(後半) 16時45分~17時30分
[休憩・準備]
特別講演 17時45分~18時45分
[準備・移動]
ミキサ(懇談会) 19時00分~20時30分

Spotlightセッションについて

  • Spotlightセッションでは,全ての発表者に自己アピールを兼ねて, 発表概要を2分で説明していただきます.
  • 使用するパワーポイントは事前に回収いたします【提出締切:1月7日(火)17時】.
  • パワーポイントのテンプレートはこちらからダウンロードしてください.
  • パワーポイント提出サイトは代表著者あてにメールで送信いたします.

ポスター発表に関して

  • ポスターサイズはA0,あるいはそれ以下の大きさにしてください.
  • ポスター以外にPCなどを用いてもらっても構いませんが,会場の制限で電源は用意できません.ご注意ください.
  • ポスター発表の題目一覧
    上の「ポスター発表の題目一覧」をクリックすると題目一覧を閲覧できます. 講演番号IDも上の題目一覧に併せて記載されています.

サイエンスカフェパート

  • 議論テーマA: ロボットやIoTなどの新技術の事業化やイノベーションを起こすためのアントレプレナーシップ
    • ファシリテータ:京都大学経営管理大学院 高瀬 進 特定助教
    • 概要:To be announced
  • 議論テーマB: 移植医療の社会基盤実現に対して計測・システム・制御・情報工学はなにをなすべきか?/なにができるか?
    • ファシリテータ:同志社大学商学部  瓜生原 葉子 准教授
    • 概要:メリーランド大学で「ドローンで移植用の臓器を運ぶ」ことに成功し,UCLAでは, 移植後の生存率をAIが予測し,ドナー・レシピエントのマッチングを最適化するなど,移植医療の領域において,計測・システム・制御・情報工学の重要性が高まってきました.そこで,移植医療の現状を知り,どのような貢献が可能であるか,多角的視座で議論しましょう.

特別講演

  • 講師:松久 寛(京都大学名誉教授,縮小社会研究会会長)
  • 講演題目:エネルギーと技術からみた縮小社会の必然性
  • 講演概要:現在の文明は化石燃料に依存している。しかし、その化石燃料や環境の限界が目前に迫っているが、 科学技術の進歩で何とかなるであろうと、経済成長を求め続けている。次の世代の持続のためには、 化石燃料の使用量の縮小が必要であるが、その方策や社会の姿について考察する。
  • ご略歴:1947年に大阪で生まれ,高校まで大阪で暮らす.京都大学機械工学科で学生,教員になり,2012年に定年退職した.ただし,修士は米国ジョージア州立工科大学.専門は振動工学,とくに制振装置の開発.
  • 現職
    • 京都大学名誉教授
    • 一般財団法人 縮小社会研究会 代表理事(会長)
    • ㈱ユーシン精機 社外取締役 
    • NPO法人 京都市民環境研究所 理事
    • NPO法人 京都イノベーション・リソース 理事
    • 日本機械学会 技術倫理委員会 委員長

スケジュール

  • 講演申込み 締切: 2019年11月22日(金) ※延長なし
  • 原稿提出 締切: 2019年12月20日(金)17時必着  ※延長なし

参加登録

参加費

会員 学生会員 会員外 学生会員外
6,000円 4,000円 7,000円 5,000円

  • 参加費にはオンライン版講演予稿集へのアクセス権が含まれています.
  • 講演料は無料です.
  • 上記の料金は消費税が含まれた金額です.
  • 下記の参加登録サイトより事前に参加登録をお願いします.当日登録も可能です.
  • お支払いは,極力2019年内に振込でお願いします.
  • 当日払いも可能ですが,現金のみです.
  • 請求書払いには対応しておりません.ご了承下さい.
◎キャンセルポリシー[2019/12/03追加]
  • 振込後のキャンセルは12月25日までとします.
    ⇒キャンセルの際には、振込手数料を除いた実費を返金します.
    ※ポスター発表者は1名以上の参加をお願いします.
  • 期日以降のキャンセルについては対応致しかねます。ご了承ください.

振込先

【ゆうちょ銀行もしくは郵便局で手続きする場合はこちら】

  • ゆうちょ総合口座(旧ぱるる口座)
  • 記号・番号:14320-35092611
  • 口座名義:公益社団法人 計測自動制御学会 関西支部
【別の銀行等の金融機関から、ゆうちょ口座へ振込場合はこちら】
  • 銀行名:ゆうちょ銀行
  • 支店名:四三八(ヨンサンハチ)
  • 口座種類:普通預金
  • 口座番号:3509261
  • 口座名義:シヤ)ケイソクジドウセイギョガッカイ カンサイシブ
振込依頼人名として参加登録者の氏名をご記入いただきますようご協力をお願いいたします.

参加申込み

オンラインによる参加登録は終了いたしました.お済みでない場合は,当日,会場にて参加登録をしてください.

講演募集

募集分野

計測自動制御学会およびシステム制御情報学会が対象とする分野.
たとえば,計測,制御,システム,情報に関連する分野など.

講演申込み締切

2019年11月22日(金) ※延長なし

講演申込み

講演申込みは締め切りました.多数の講演申込みをいただきありがとうございました.

優秀発表賞

すべての発表の中から優れた発表者に対して優秀発表賞が授与されます.
[2020/01/12追加]
以下の発表者が受賞者に決まりました.

講演番号 発表題目 受賞者 受賞者所属
25 制御工学教育のためのカードゲームの提案 南 裕樹 大阪大学
50 自己組織化マップを用いた摸倣による小型ヒューマノイド
ロボットの動作制御
二木 知亮 大阪工業大学

計測自動制御学会関西支部 支部長賞募集

SICE関西支部では,関西地区における計測自動制御関連分野の学術・技術の発展に資するとともに, 研究者・技術者を奨励することを目的として支部長賞を設けております. 本若手研究発表会の発表も支部長賞の対象となっています.
詳細はこちらをご覧ください.

計測自動制御学会学術奨励賞(研究奨励賞,技術奨励賞)

計測自動制御学会の若手会員の方は,計測自動制御学会学術奨励賞に 応募することができます. 審査対象となる資格者は以下の通りです.

  • 計測自動制御学会の会員,または入会申込中であること
  • 研究奨励賞は発表時に30歳以下,技術奨励賞は発表時に35歳以下であること
  • 過去に研究奨励賞または技術奨励賞のいずれかの受賞経験がないこと
詳細はSICE学会賞規定をご覧ください.
申請方法:SICE学術奨励賞申込ページから,別途申請してください.

講演原稿

原稿スタイル

  • A4判2ページ以内
  • 原稿の見本およびLaTeXのスタイルファイルはこちらからダウンロードしてください.
  • PDF作成の際には,必ずフォントを埋め込むようにしてください.
  • 埋め込まれていないフォントならびに不鮮明な画像等に関する不具合につきましては, 実行委員会ではチェック,修正は致しません.

原稿提出締切

2019年12月20日(金)17時 ※延長なし

原稿提出先

原稿提出は締め切りました.

実行委員会

委員長:
中西 弘明(京都大学)

副委員長:
遠藤 孝浩(京都大学)

委員:
沖村 祐亮(川崎重工業(株)),荒木 要((株)神戸製鋼所),
若生 将史(神戸大学),本仲 君子(関西大学),金田 さやか(大阪府立大)

運営委員:
牛田 俊(大阪工業大学)

お問い合わせ先:
中西 弘明(京都大学)/ nakanishi[at]me.kyoto-u.ac.jp
※ [at] を @ に変更してください.