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 会告:2003年度計測自動制御学会学会賞「功績賞」の贈呈

 功績賞は,本会が関与する分野において,科学技術の進歩,産業の発展,もしくは,教育・啓蒙に関し,永年にわたって特別な功労があり,その功績が特に顕著な者の生涯的偉業を讃えるものである.


いいづか こうぞう
飯 塚 幸 三 君 (名誉会員) 1931年6月1日生

功  績 
1. 工業的な硬さ目盛(反発ショア硬さ)についての研究により国際的に認知される標準を確立するとともに,その基盤となった統計的手法を展開して形状計測や材料物性の評価法について新たな研究領域を開拓した.
2. 国際計測連合(IMEKO)において,理事,技術委員会委員,技術評議会議長,会長,諮問評議会議長を歴任して国際的に計測工学の研究を推進するとともに,わが国の計測研究の国際的認知度向上に貢献した.
3. メートル条約に基づく国際度量衡委員会の委員,ついで副委員長として国際的な計量標準の整合性の向上に貢献するとともに,その傘下の質量関連量諮問委員会の議長として力学量の標準に関わる研究の促進に貢献した.
4. 工業技術院長,ついで科学技術会議専門委員としてわが国の科学技術政策の立案・実施に寄与した.また脳を含む生体基礎研究助成のための国際機構(HFSP機構)の設立・運営に多大な貢献を果たした.
5. 産業技術審議会,工業標準調査会,学術審議会,日本学術会議標準研究連絡委員会等の委員として,知的基盤,特に計測標準,工業標準化の重要性について多くの提案,提言を行い,その社会的理解度を高めた.
6. 本会では各委員会委員,1976年総務担当理事,1992年会長として学会活動の充実・発展に寄与した.
略  歴
1953年 3月 東京大学応用物理学科計測コース卒業
1953年 4月 工業技術院計量研究所入所     
1967年 7月 東京大学工学博士     
1983年 4月 同 所長     
1986年 6月 工業技術院長     
1989年 8月 財団法人 機械振興協会副会長(技術研究所長)     
1991年 6月 株式会社 クボタ(常務取締役,専務取締役,副社長)     
2000年 6月 同 顧問(2003年6月まで)     
2002年 5月 社団法人 日本計量振興協会会長,現在に至る   
本務以外の活動 
1967〜1973年 学術審議会専門委員
1976〜1986年,1990年〜現在 計量行政審議会専門委員,委員        
1983〜1986年 測地学審議会委員        
1983年〜現在 日本工業標準調査会委員,専門委員,副会長        
1993〜2000年 日本学術会議標準研究連絡委員会委員長        
1990〜1999年 科学技術会議専門委員  
国際組織での活動 
1983〜1986年 国際法定計量委員会委員         
1983〜1986年 ISO標準物質委員会委員         
1986〜1993年 ISO第164技術委員会議長         
1986〜2001年 国際度量衡委員会委員(1995〜2001年副委員長)         
1992〜2001年 同 質量関連量諮問委員会議長         
1989〜2000年 HFSP機構評議員(1995〜2000年会長)
受 賞 歴 
(社)精密工学会 青木記念論文賞2回(1971,1976年)
栄 誉 職 
1988年 (社)計測自動制御学会 フェロー     
1996年 ロシア計量学会 名誉委員     
1997年 (社)計測自動制御学会 名誉会員     
1997年 (社)精密工学会 名誉会員     
2001年 国際度量衡委員会 名誉委員     
2003年 国際計測連合 特別貢献賞

現 住 所 〒173-0021 東京都板橋区弥生町61-6-503

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