第一回エンジン・パワートレイン先端制御理論調査研究会講演会 以下,当日の講演プログラムです.
1.13:30〜14:30
 題目:モデルベース開発とエンジンモデル
 講師:大畠 明君(トヨタ自動車)
 内容:多くの自動車会社は,画期的開発効率向上のためエンジンモデルと制御装置モデルを用いたモデルベース開発 (MBD)を実現しようとしている.ここでは,MBDにおけるプラントモデリングのあり方,モデルの使い方について述べる.
2.14:30〜15:30
 題目:エンジン制御ソフトウェアのシステム解析
 講師:新 誠一君(東京大学)
 内容:エンジン制御などの自動車の電子制御プログラムは複雑化が進み,作成したエンジニアも全容を把握することが難しくなっている.ここでは,エンジン制御ソフトウェアをMLDやPWAなどの数学モデル化し,このモデルの可視化と数理解析を組合せることで,効率的かつエンジニアに分かり易いソフトウェアの検証手法を実例を交えて講演する.
3.15:30〜15:15 休憩
4.15:45〜16:45
 題目:ハイブリッドシステムの制御の基礎と実用化
 講師:井村順一君(東京工業大学)
 内容:連続変数と離散変数が混在した動的システムであるハイブリッドシステムの制御の基礎理論とその実用化可能性について,標準的な設計手法である混合論理動的システムモデルに基づく制御系設計法を中心に,数値例を用いて説明する.