計測と制御 2016年 2月号

VOL. 55, 2016

学会Topへ


ミニ特集「障害者支援のためのインターフェイス」

 身体的・精神的などあらゆる障害を理由とする差別解消の推進を目的として「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(略称:障害者差別解消法)」が平成25年6月に制定された。その対象は雇用、教育、医療、公共交通などあらゆる分野におよび、すべての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指している。
 一方、わが国における在宅の身体障害者数は平成23年度の集計で約390万人に及び、このうち視覚障害者・聴覚障害者はそれぞれ約8%の約30万人、肢体不自由者は約45%の約170万人を占めている。また高齢化の進展と共に視覚や聴覚に障害を来す患者が急増しており、聴覚に関しては中等度の難聴者を含めると約600万人にも及ぶ。
 そこで本ミニ特集では、このような身体障害者が健常者と分け隔てなく自立・社会参加するために必須となる「障害者インターフェイス技術」に着目し、主として視覚障害者及び肢体不自由者用の各インターフェイス技術の最新開発動向について各分野の専門家に解説いただく。

ミニ特集「安全な社会インフラ維持に向けてのセンシング」

 高度経済成長期に作られたインフラが老朽化を始めており社会問題化している。2012年12月の笹子トンネル天井板落下事故を始めさまざまな場所で費用面、検査手法、技術の継承など問題が複雑化しており早急の対応が必要とされている。
 そこで本ミニ特集では、センシングやネットワーク技術の研究開発と応用の両面から、現代から既存のインフラを対象とした現実的なインフラセンシングについて最新動向を紹介し、安心安全な社会基盤への展開へつなげる内容とする。

☝ 学会誌「計測と制御」に戻る |前号へ |次号へ

Copyright © 2000-2016 公益社団法人 計測自動制御学会