計測と制御 2016年 7月号

VOL. 55, 2016

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特集「分散協調型エネルギー管理システム構築」

 再生可能エネルギーをはじめとした多様なエネルギー源とさまざまな利用者をつなぐエネルギー管理システムにおいて、エネルギー需給を最適制御するための理論,数理モデルおよび基盤技術の創出が期待されている.
 エネルギーと情報を双方向かつリアルタイムで処理し,分散して存在する需要と供給間の状況把握や協調制御を可能とする理論および基盤技術の研究,需要と供給それぞれの利己的意思決定をエネルギーシステム全体の社会的利益につなげるために,人間行動や社会的合理性を組み込んだ理論および基盤技術の研究,さらには,再生可能エネルギーの需給を気象や地理的条件,過去の実績等を考慮して予測する理論および基盤技術に関して,国内外の最先端の状況を紹介する.

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